実は縁起物！三色最中の柄「扇子」について

三色最中にも形どられている扇子。
扇子はおめでたい縁起物といわれています。

扇子を開いた際に末が広がる形から「末広」ともいわれ、繁栄や発展、成功を意味する縁起が良いものとされています。また、昔から霊山として信仰の対象になっていた富士山に形が似ていることから、ご利益やがあると考えられていました。

さらに扇子は魔除けや厄除け、吉運招来など非常に強い力を持つものとされ、神楽や能楽、舞踊、落語などの伝統芸能でも使われてきました。

日本では、昔から祭礼のときに神様に舞を奉納するとい風習があり、神様に舞を奉納する時に必ず用いられていたのが扇子です。扇子を優雅に使って舞を踊ることで、神様が喜んでくださると考えられていました。さらには美しく舞を踊る人やその舞に使う扇子にも神様が宿ると信じられている時代もありました。

そんな縁起のいい扇子をかたどった三色最中を、お祝いに贈るのはいかがでしょうか。
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